窓の防音対策とは?自分でできる応急処置から本格的なリフォーム方法までを紹介
交通量の多い道路沿いや住宅密集地にお住まいの方にとって、騒音や音漏れは深刻な悩みのひとつです。特に窓は住宅の中で最も音が通り抜けしやすい箇所であり、外からの車の音や人の声、室内からの生活音が気になることも多いでしょう。しかし、適切な防音対策で、音の問題は改善できます。今回は、手軽にできる応急処置から本格的なリフォームまで、窓の防音対策を詳しく紹介します。
目次
窓の防音対策が必要な理由は?

外からの騒音が気になると感じたとき、最も注目すべきは「窓」です。壁や屋根と違い、窓は素材が薄く、さらに開け閉めできる構造のため、音が通り抜けやすいポイントです。
特に、大通りに面した部屋では、車の走行音や通行人の話声などが窓から入り込みやすく、日常生活のストレスにつながってしまうこともあるでしょう。また、小さなお子さまがいる家庭では、夜泣きや遊ぶ声が外に漏れていないか不安に感じることもあるかもしれません。
このように、騒音によるストレスや近隣への配慮から「少しでも静かな環境にしたい」と思ったとき、最初に取り組むべきなのが窓の防音対策です。窓まわりの音の出入りを防ぐだけでも、生活の快適さは大きく変わります。
窓の防音性を確認する方法
まずは何が音漏れや騒音の原因なのかを確認するため、現状の窓の防音性を確認しましょう。例えば以下のような項目を確認することで、どこを対策すれば良いかのヒントが得られます。
・窓がスムーズに動くか
・窓を閉めた際にすき間ができていないか
・窓を閉めた状態で、外の音がどの程度聞こえるか
・部屋の中心で手を叩いて、音が大きく反響しないか
・ゴムパッキンの劣化やサッシの歪みはないか
窓の防音対策(応急処置編)

まずは、自分で取り組める簡単な対策から始めてみましょう。
防音カーテンを取り付ける
一般的なカーテンを防音カーテンに取り替えるだけで、防音性の向上が見込めます。防音カーテンには「遮音カーテン」と「吸音カーテン」の2つのタイプがあり、遮音カーテンは外部からの音を遮断し、吸音カーテンは室内の音の反響を抑制します。
防音以外にも断熱と遮光に効果があり、冷暖房効率の向上も期待できます。ただし、一般のカーテンより重く、価格も高い傾向にあります。
すき間テープを利用する
すき間テープは、窓とサッシの隙間をふさぐように貼ることで防音効果を発揮するテープです。音や声が最も漏れやすい窓やドアの隙間を埋めることで、防音効果が得られます。
防音だけでなく、冷暖房効率の向上にも効果があり、隙間風を防ぐことで光熱費の節約にもつながります。すき間テープは窓だけでなく、ドアや引き戸、玄関など、家の中で気になる部分にも使用できる汎用性の高いアイテムです。
防音シートを貼る
防音シートとは、窓の上から貼ることで遮音効果と吸音効果が得られるシートです。透明タイプを選べば、窓からの眺望を保ちながら防音対策ができます。
特に窓用透明防音シートは高い遮音性能があり、車の騒音などにも効果が期待できます。ただし、大きく重いため、二人での作業をおすすめします。
防音シートの貼り方や注意点は以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
「窓に防音シートを貼りたい人必見!貼る方法や選び方、注意点も解説」
吸音ボードを使う
吸音ボードは、映画館やスタジオ、音楽室の壁などに採用されているパネルです。主にウレタンスポンジやグラスウールなどで作られており、音を吸収し、室内の音の反響を抑え、音環境を整える効果があります。
本格的な工事が不要なため、賃貸住宅でも使用できるのがメリットです。また、窓と壁の両方を防音仕様にすると、より効果が高まるためおすすめです。
窓の防音対策(本格編)

自分でできる応急的な防音対策には限界があります。より効果の高い防音対策を施すなら、やはりプロに任せたほうが確実でしょう。ここからは専門業者による効果的な防音対策について解説します。
防音ガラスに取り替える
防音性を高めるには、まず「ガラスの厚さ」に注目しましょう。一般的に、ガラスは厚みがあるほど遮音効果が高くなります。特に「複層ガラス」は、2枚のガラスの間に空気層が設けられており、音を吸収・遮断する効果に優れています。
さらに、複層ガラスは防音だけでなく断熱効果や結露の軽減にも役立つため、1年を通して快適な室内環境を実現できます。ガラス交換は一見大がかりに感じるかもしれませんが、既存のサッシに対応できるタイプも多く、住まいに合わせた施工が可能です。
内窓(二重窓)にリフォームする
窓の内側にもう1枚窓を取り付ける「内窓(二重窓)」は、手軽に始められる本格的な防音対策です。外壁の工事が不要なため、工期が短くコストも比較的抑えられるというメリットがあります。
内窓の設置で、外窓と内窓の間に空気層ができ、防音だけでなく断熱や結露の抑制、防犯効果も期待できます。窓と鍵が二重になるため、防犯性能を強化したい家庭にもおすすめです。
防音性を重視した窓リフォームなら

窓のリフォームで防音性を高めるなら「窓リフォーム.net」にお任せください。窓リフォーム.netであれば、実際に施工を担当する職人が現場でお客様のお話をお聞きし、最適なリフォーム方法を提案します。施工時間も熟練の職人が行うため最短3時間で空間を快適にリフォームできます。まずはお気軽にご相談ください。
窓の防音対策時の注意点
窓の防音対策は、外部の騒音から家族を守り、快適な暮らしを実現してくれますが、実施するにあたってはいくつかの注意点があります。特に次のような点には気を付けましょう。
DIYでは難しいことが多い
市販の防音グッズを使って自分で対策をしようと考える方もいますが、実際には想定通りの効果が得られないことも少なくありません。サッシに隙間を埋めるテープを貼ると、剥がしたときに跡が残ったり、のりが変質してしまったりするおそれがあります。
また、防音ボードやシートを貼り付けることで窓の開閉に支障をきたすこともあります。結果的に使い勝手が悪くなる、見た目が損なわれてしまうなどのリスクもあるため、本格的に取り組むなら専門業者への相談がおすすめです。
賃貸の場合は管理会社・大家に相談する
賃貸住宅では、勝手にリフォームを行うと契約違反となる可能性があります。たとえ防音目的であっても、原状回復義務がある以上、退去時に元の状態に戻すための修繕費用が発生しかねません。
そのため、まずは管理会社や大家さんに相談し、工事が可能かどうかを確認することが重要です。近隣への音漏れを気にする気持ちを伝え、理解を得た上で許可をもらうことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
まとめ
窓の防音対策は、防音カーテンやすき間テープなどの手軽な方法から、防音ガラスや内窓設置などの本格的なリフォームまで、さまざまな選択肢があります。まずは簡単にできる対策から始めて効果を確認し、必要に応じて専門業者による本格的な施工の検討をおすすめします。賃貸住宅にお住まいの方は事前に管理会社への相談を忘れずに。適切な防音対策により、静かで快適な住環境を実現しましょう。
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