窓リフォームってどうなの?「内窓」、「カバー工法」や「カットモール」って何?効果はあるの?よく分からない方向けに分かりやすく解説します!
2026年07月07日(火)
目次
窓リフォームは難しい?
最近はテレビCMでも「窓リノベ」という言葉よく耳にしますよね。
エアコンの効きが悪い、隙間風が寒い、窓の結露がひどい、外の音がうるさい・・・なんて時にまず手をつけてみるべきは窓です。
他の断熱工事や防音工事に比べると工期も短く価格も安い、効果も確かで圧倒的に費用対効果が良いです。
昔の窓は薄いガラス1枚で外と屋内を仕切っているので暑いし寒いのは当たり前。
しかし窓の進化はすさまじく「スチールサッシ」が「アルミサッシ」になり「アルミ樹脂複合サッシ」「樹脂サッシ」と断熱・気密性能の高いものが世に出ています。
それに合わせてガラスも1枚の「単板ガラス」から2枚で1つの「複層ガラス」や3枚で1つの「トリプルガラス」、ガラスとガラスの間が真空になっている「真空ガラス」と進化しています。
そんなサッシとガラスを組み合わせて高性能な「窓」となるわけです。
そんな進化した窓、せっかくならお家の窓を新しいものに取り換えたいですよね。
ですが窓のリフォームは専門的な知識や技術が求められます。
フルリフォーム済!と書いてある物件でも窓は昔のアルミサッシのままなんてことはザラです。
マンションの場合はサッシは共用部という扱いになりますので管理組合の許可なくリフォームすることもできません。
さらにはリフォームの許可がおりても防火や耐風圧など法令も厳しくどんな商品でも使っていいというわけではありません。
戸建てでもマンションでも何かと後回しにされたり敬遠されがちな窓リフォーム。
窓リフォームは難しいんです・・・。
窓リフォームの種類
窓のリフォームの種類は大きく分けて2つあります。
1つは既存の窓の内側に屋内用の窓をもう1つ取り付ける「内窓・インナーサッシ」
もう1つは既存のサッシを新しい窓に取り換える「サッシの交換」
それぞれをより詳しくご説明しましょう。
1.内窓・インナーサッシ

2重窓とも呼ばれるこの方法は名前の通り窓が2つになります。
最大のメリットは価格が安くて高性能であるということ。
屋内用の窓ですので構造がシンプルで商品代が安く、ここ数年は国からの補助金も出ているので手出しの金額をかなり抑える事ができます。
それでいて性能としてはバツグンで、既存の窓と内窓の間に空気の層ができることで+αの効果を生み出します。
性能とコストに特化している方法です。
2.サッシ交換
こちらはサッシを取り換えてしまう方法です。
内窓の設置に比べると費用は高くなりますが開け閉めの手間は今まで通りであることに加えて好きな種類の窓を取り付ける事ができるのが最大のメリットです。
そんなサッシの交換にも方法が2つあります。
それが「カットモール」と「カバー工法」です。
1.カットモール


カットモール、はつり工法など呼び方はありますが昔ながらの方法です。
窓は壁の中に埋まっているので窓周りの外壁を切断してから窓を取り外して新しい窓を取り付けます。
解体という工程があるので工事中に廃材や粉じんが出ますが仕上がりはスッキリ。
最後に外壁を補修して完了です。
2.カバー工法


カバー工法は既存のサッシ枠は残したままその中に新しいサッシを入れるやり方です。
解体が不要なので工事費用や廃材処分費を抑える事ができます。
既存のサッシ枠を残してその中に新しいサッシを取り付けるので一回り小さくなるのがデメリットですが、これからの窓リフォームのスタンダードになっていく工法です。
おすすめのリフォームは?
それはズバリ「内窓の設置」!
・窓から熱や日差しが入ってきて暑い・窓から隙間風や冷気が入ってきて寒い。
・結露がひどくカビの原因になっている。
・外の音がうるさくて困っている。
その悩み全て内窓が解決してくれます!
既存の窓にプラスしてもう1つ窓がつくことによる断熱・気密効果は断トツで、その秘密は窓と窓の間にできる「空気の層」にあります。
空気の層が断熱・結露防止・防音、全てに絶大な効果を発揮します。
商品価格、工事費用の安さと国や自治体からの補助金で手出しの金額も他の工法に比べて圧倒的に安くできるのもオススメポイント。
ただし窓の種類やサイズによっては作れなかったり、取付できない、取付けようとすると室内側に大きく飛び出してしまうこともあるのでご注意を!
こんな人にはサッシの交換がオススメ!
性能とコストパフォーマンスでは内窓に軍配が上がりますが、お家の事をそれだけで決めるのは早計です。
住んで生活する時にストレスが無い事がとても大切で、
たとえば日常的に洗濯やガーデニングなどの為に頻繁に出入りする窓を毎回2回開け閉めするのは地味に嫌ですよね。
そういった窓はサッシ交換で性能の高いサッシに交換してあげるのもオススメです。
また、オペレーターなどのハンドルがついている窓や内側に開くタイプの窓には取付ができなかったり、できても開閉に支障をきたしたり大きく室内側に飛び出してくるといったこともあります。
そういった窓もサッシ交換はおすすめです。
また、スケルトンリフォームやフルリノベーションするという方はそのタイミングでサッシを交換してしまいましょう!
マンションにお住いの場合は
冒頭でも書いた通り、マンションは制約が多いので個人で発注できる窓のリフォームは内窓しかほぼ選択肢がありません。
古いマンションなどですと色さえ変わらなければOKなど条件付きでサッシの交換を認めてくれる場合もありますがかなり稀です。
ほとんどの場合大規模修繕でサッシ交換の案が出るのを待つしかありませんし、おそらく自由に窓の種類を選ぶこともできません。
ですがマンションに内窓は鬼に金棒レベルで住環境が改善します。
壁がコンクリートなので木造住宅よりもともとの性能がとても高い上に、上下左右の部屋がお互いに空気層としての役割も果たすので外部と接している窓しか弱点がありません。
そこを内窓で強化すれば弱点なしの断熱ハウスになります!
木造戸建てのお家以上に効果を実感できること間違いなしです!
まとめ
今回は窓リフォームの種類と概要をお伝えしました。
この記事を読んでいただいて少しでもお家の窓リフォームのイメージが具体的になると嬉しいです。
また、お家は1軒1軒違うので全てのお家がここに書いてある通りにリフォームした方が良いわけではありませんし、できるわけでもありません。
お客様はできると思っていたけれど実際はできなかったり、
逆にお客様は諦めていたけれどお願いしたらどうにかしてくれたなんて事もたくさんあります。
まずは信頼できるリフォーム業者さんにどういう風にしたいというのを相談してみてください。
1番難しいのがその信頼できる業者さんを探すことなんですけどね・・・(笑)


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