内窓二重窓の2大メーカーYKKAPプラマードU VS LIXILインプラスどっちがいい?違いはあるの?
2024年10月16日(水)
目次
基本的であって大きな違い!!!一番知ってほしいこと
今回は内窓二重窓の2大メーカーである YKKAPプラマードUとLIXILインプラスの違いと商品によってどこが良いか 何が違うかを検証をしていきましょう。
内窓二重窓といえばこの2メーカーが関西圏では多いですね。(当社大阪なので)東北や北海道の辺りでは大信工業プラストも多いと聞いていますが 全国的に見てもこのYKKAPプラマードUとLIXILインプラスが多いのではないでしょうか。
見た目はよく似ている内窓二重窓ですがメーカーによって特徴や違いがあります。ではどこに違いがあるのでしょうか?
内窓二重窓の2メーカーYKKAPプラマードUとLIXILインプラスの大きな違いがあるのはご存じでしょうか? 知ってる人の方が少ないです(笑)これは工事する人や作ってる人、加工をしたことがある人しかわかりません。
内窓二重窓は見た目はどこのメーカーも樹脂製でインテリアに合わせたデザインになっています。ですから見た目ではわからないのです。
内窓二重窓YKKAPプラマードUとLIXILインプラスの大きな違いは骨材の違いです。 骨材とは表面の樹脂の中にある強度を保つための骨になる材料ですね。内窓二重窓の造りはほとんどのメーカーはこの造り方でできてます。
内窓二重窓YKKAPプラマードUは骨材がアルミ製、内窓二重窓LIXILインプラスはスチール製。まったく違う骨材ですね。 骨材の違いがあることによって影響はあるのでしょうか?
え?違うことによる影響ってあるの???
違うことによる影響は当然あります。内窓二重窓としての効果、熱伝導率が変わります。詳しい数字はメーカーの方で聞いてください。
どちら内窓二重窓も金属が骨材になってます。この金属が樹脂よりも熱の伝達が多いので金属量が多い方が熱伝導が多いことになります。 ではどちらがどうなんでしょう?
内窓二重窓YKKAPプラマードUのアルミ製、内窓二重窓LIXILインプラスのスチール製 アルミはスチールより強度は低いです。そのため強度を保つために分厚くしなければなりません。逆にスチールは強度がアルミより強いため薄く作ることができます。
ということは、内窓二重窓YKKAPプラマードUの方が金属部分が多いということになります。 金属部分が多いということは熱が通りやすくなります。ですので内窓二重窓YKKAPプラマードUの方が断熱性能は低いということになります。
ですが アルミ製であるメリットはあります。
それはアルミは水分が付着しても錆びないということです。 皆さんは、なぜ内窓二重窓を取り付けたいと思いますか?断熱や結露対策ではないでしょうか? 結露は表面だけに起きるのではありません。骨材の中で内部結露もおこる可能性もあります。
ですので内窓二重窓YKKAPプラマードUは内部結露がおきても錆びないように アルミ製を骨材にしていると思います。(勝手に思ってるだけですが)
内窓二重窓LIXILインプラスはスチール製を使って熱伝導を少なくするを狙っている(個人的な考え) その違いでもう一つ影響が出ていることがあります。 それは先進的窓リノベの補助金額です。
当社はお客様の手出し金額が一番低くなるようにグレードをSでご提案いたしております。 そのSグレードを取得するために内窓二重窓のガラス仕様をLOW-Eガラスにするのですが、内窓二重窓YKKAPプラマードUはアルゴンガスを入れなければSグレードの断熱数値が確保できません。 そのため、内窓二重窓LIXILインプラスより金額が高くなってしまいます。(数千円くらいですが)
内窓二重窓YKKAPプラマードUはガスを入れる分少し高くなりますが、断熱性能は内窓二重窓LIXILインプラスより性能は上がります。 どちらが良いかと言われるとどちらも良いです。 基本的な違いはこんなところですね。では細かなところを見ていきましょう。
YKKプラマードUとLIXILインプラスの同じところと違うところ
内窓二重窓YKKAPプラマードU
カラーバリエーション 6色
窓の種類 8種類
見込み幅 7cm
ふかし枠の種類 25mm、40mm、70mm
ガラスの厚み 3mm~18mm
内窓二重窓LIXILインプラス
カラーバリエーション 6色 窓の種類
8種類 見込み幅 引違い7cm FIX,平木窓、テラスドア5cm
ふかし枠の種類 20mm、40mm、50mm 70mm
ガラスの厚み 3mm~18mm
内窓二重窓YKKAPプラマードUの良いところ
内窓二重窓YKKAPプラマードUの良いところの紹介いたします。
・前項目でも書かせていただいた通り骨材がアルミ製ですので万が一の内部結露があっても錆が出ない。
・ふかし材補強部材が充実している。
・オプションで戸先錠がある。
・格子の種類が選べる
・枠の固定ビスが多い
内窓二重窓LIXILインプラスの良いところ
内窓二重窓LIXILインプラスの良いところの紹介いたします。
・全行程でも書かせていただいた通り骨材がスチールで金属ぶぶんが少ないため熱伝導が少ない、それにより補助金のSグレードがガスなしでも取れる。
・ワンランク上の高級感のあるインプラスがある。
・ふかし枠の種類が多い
・FIX,開き窓、テラスドア5cmで設置スペースが少なくて良い
・樹脂製の埋め木材がある
結局どっち?内窓二重窓はどっちがいいの?
さてそれでは、どちらの商品が良いのか!!!!! どちらの商品も良いものです。選び方としては金額でいくならLIXILインプラス性能数値でいくならYKKAPプラマードU やはりこの2大メーカーはどちらも良い商品で色々な場面に対応できるようになっております。 ですのでどちらを選ばれても良いかと思います。
まとめ
どちらの商品もいいものでどちらを選んでも効果は抜群に良いと思います。
当社の考えでは補助金を使って設置するならば内窓二重窓YKKPAプラマードUをおすすめしておりますが 設置場所によってはメーカーを混ぜて設置しております。
各メーカーのオプション部材を混ぜ合わせ対応力を上げています。 お互いの良いとこを使いできる限り設置状況をよくすることが大切と思っております。メーカーは嫌がると思いますが それはお客様には関係ありませんので当社は混ぜて使います。
その他の部材を作ったりもしながら工事しますので基本的には設置できないということはありません。
そして より高級感のあるインプラスや大信工業のプラストはさらに性能やデザインがいいのでそちらの選択肢もあるかとは思います。 大信工業のプラストは12mmの防音ガラスが入れることも可能なので防音室に使われるほどの防音性能があります。 ですから防音対策でできるだけ効果を上げたいのであれば大信工業プラストをおすすめしております。
後は取り付ける商品や工事のやり方で金額や効果が変わりますので、当社(窓リフォーム.net)にご相談ください 的確なアドバイスはもちろん工事の内容までしっかり説明させていただきます。
補助金の申請もおこないますのでお任せください
下見採寸~見積もり提示~取り付け工事~補助金申請 全てお伺いした者が行います。施工実績が多い職人がお伺いいたしますので安心してお任せください。
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