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玄関ドアのリフォーム費用相場は?補助金や費用を抑えるポイントを解説

2025年12月02日(火)

玄関ドアのリフォーム費用は工法や条件によって大きく変わるため「結局どの方法が自分に合うのか?」と迷う方は多いでしょう。費用相場だけでなく、補助金の活用やコストを抑える工夫を知ることで、賢くリフォームを進められます。

今回は、玄関ドアリフォームの費用相場から補助金制度、費用を抑えるポイントまで詳しく解説します。

玄関ドアのリフォーム費用の相場

玄関ドアのリフォームには複数の方法があり、それぞれ費用や工期が大きく異なります。まずは、代表的な工法の費用相場について解説します。

カバー工法

カバー工法は、既存のドア枠をそのまま残し、新しいドア枠を上から被せて設置する方法です。

大掛かりな解体を必要としないため、費用は30万〜60万円程度で収まり、玄関周りへの負担も少なく、短期間で仕上がるのが大きな魅力です。

枠を撤去しない分、騒音や粉じんが少なく、工期も1日程度で完了するため、在宅しながらでもストレスなく進められます。手軽に玄関の印象を一新したい方や、早くリフォームを終わらせたい方に向いている工法といえます。

はつり工法(フルリフォーム)

はつり工法は、既存のドア枠を完全に撤去し、新しい枠ごと入れ替える本格的なリフォーム方法です。

費用相場は50万〜100万円と高めになりますが、壁や床の補修も同時に行うため、仕上がりの自由度が高く、建物に合わせた理想的な玄関空間を実現できます。

工期は3日〜1週間ほどかかるため、十分なスケジュール調整が必要ですが、経年劣化が進んだ住まいや枠ごと刷新したいケースには最適な方法です。

ドア本体のみ交換する場合

既存の枠に問題がない場合は、ドア本体だけを交換する選択肢もあります。

相場は20万〜40万円程度と比較的手頃で、見た目を新しくしたい場合や不具合のある本体だけを取り替えたい場合に向いています。

枠を残すため施工もスムーズで、短時間で交換が可能です。費用を抑えつつ玄関の印象を変えたい方に適した方法です。

玄関ドアのリフォームで活用できる補助金

玄関ドアのリフォームは、性能向上につながる内容であれば国の補助金を利用できる場合があります。ここでは主な制度を紹介し、それぞれどのようなケースで活用できるのかをわかりやすく解説します。

子育てグリーン住宅支援事業

子育てグリーン住宅支援事業は、一定の省エネ性能を満たすリフォームに対して補助が受けられる制度です。

玄関ドアの交換も補助対象であり、断熱性・防犯性・防音性を高める工事で費用の一部を支援してもらえます。

断熱性能の高い玄関ドアへの交換は1か所あたり4.3~4.9万円、防犯性能の高い玄関ドアは3.8~5.3万円、防音性能の高い玄関ドアは3.2~3.6万円が補助されます。

子育て世帯や若者夫婦世帯にとって、家計負担を抑えつつ、安全性や快適性を高められるメリットが大きい制度です。

この制度を利用するためには、開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、エコ住宅設備の設置という3つの必須工事のうち最低2つを実施する必要があります。補助金の申請は施工業者が行い、補助金額の合計が5万円以上であることが条件となります。

出典:国土交通省「子育てグリーン住宅支援事業

先進的窓リノベ2025事業

先進的窓リノベ2025事業は、窓の断熱改修に対して補助される制度ですが、玄関ドアの工事も「窓の断熱工事と同時に行う場合」に限り対象となります。
カバー工法の場合は1か所あたり5.8~22万円、はつり工法の場合は4.6~18.3万円と、高額な補助が受けられる点が特徴です。補助金の申請は施工業者が行い、一戸あたりの上限額は200万円です。

住まい全体の断熱性能を底上げしたい方や、光熱費の削減を目指す方にとって、大幅に費用を抑えられる制度でしょう。なお、工事は登録された窓リノベ事業者に依頼する必要があります。

出典:環境省「先進的窓リノベ2025事業

介護保険

介護保険では、要介護もしくは要支援に認定された方が安全に暮らせるよう、住宅のバリアフリー化に対して補助が受けられます。

玄関まわりでは、開閉しやすい引き戸への交換が対象となり、上限20万円まで補助されます。

高齢者の生活動線を良くしたい場合や、介助しやすい玄関環境を整えたいご家庭に向いている制度です。

申請にはケアマネジャーの作成する理由書が必要で、工事前に市区町村への申請が必要です。手続きはケアマネジャーや施工業者のサポートを受けながら進めましょう。

出典:国土交通省「介護保険における住宅改修

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業は、住宅の耐久性や居住性能を向上させるリフォームを対象とした補助金制度です。

玄関に関する工事では、三世代同居に対応した玄関増設リフォームが対象となり、1戸あたり80~160万円と大きな補助が期待できます。

家族構成の変化に合わせて住まいをアップデートしたい場合に役立つ制度で、将来を見据えた住環境づくりを後押ししてくれます。

この制度を利用するためには、事前にインスペクション(建物診断)を実施し、リフォーム履歴や維持保全計画を作成する必要があります。

出典:国土交通省「長期優良住宅化リフォーム推進事業

玄関ドアのリフォーム費用を安くするコツ

玄関ドアのリフォームは、業者の選び方や依頼するタイミング、工法によって費用が大きく変わります。コストを抑えて賢くリフォームするための3つのポイントを丁寧に解説します。

複数業者からの見積りを比較する

費用を抑える上でまず実践したいのが、複数の業者から見積りを取得して比較することです。

玄関ドアの工事は、同じ内容でも業者によって金額が大きく異なるケースが多く、比較することで適正価格を把握しやすくなります。

また、見積り内容を見比べることで、使用するドアの性能や工事範囲、保証内容の違いにも気づけます。価格だけでなく「安心して任せられる業者かどうか」も判断でき、納得度の高いリフォームにつながります。

カバー工法がおすすめ

既存のドア枠に大きな劣化がなく、問題なく使える状態であれば、カバー工法を選ぶことで費用を大幅に削減できます。

枠を撤去する必要がないため、解体や補修の工程が不要になり、その分工事費と工期が短縮されるのがメリットです。

カバー工法は仕上がりもキレイで、1日で完了するケースも多く、費用と時間の両面で効率的です。まずは枠の状態を業者に確認してもらい、カバー工法が適用できるかを判断してもらうと良いでしょう。

繁忙期を避ける

リフォーム費用を抑えたい場合は、依頼する時期にも注意が必要です。

リフォーム業界は春と秋が繁忙期となり、この時期は予約が集中しやすく、工事費が高めに設定される場合があります。

一方で、繁忙期を外した時期に依頼すれば、5〜10%程度費用が抑えられることもあり、スケジュールにも余裕が生まれます。

さらに、年度末や決算期にはキャンペーンを行う業者も多く、タイミング次第で通常よりお得に依頼できる可能性があります。

リフォームを急がない場合は、これらの時期を意識しながら、費用が抑えられるタイミングで検討するのがおすすめです。

「窓リフォ」なら補助金申請から玄関リフォームまでお任せ!

窓リフォーム.net」では、玄関ドアリフォームを補助金申請のサポートから施工完了まで一括で対応しています。現場には実際に工事を行う自社職人が伺い、お客様のご要望や住まいの状態を丁寧に確認した上で、最適な工法をご提案します。見積り前に工事内容を詳しくご説明し、お客様に納得してお任せいただける体制を整えています。

まとめ

玄関ドアのリフォームは、工法の選び方や補助金の活用、依頼時期によって費用を大きく抑えられます。相場を理解し、複数社を比較しながら最適な方法を選ぶことで、満足度の高いリフォームが実現できます。ぜひ今回のポイントを参考に、理想の玄関づくりを進めてはいかがでしょうか。