サッシや雨戸の交換、玄関ドアのリフォームなら窓リフォにお任せ!

窓を見直し断熱対策を!簡単にできる方法から本格リフォームまでを解説

2025年10月28日(火)

冬になると、窓からの冷気で部屋が冷え込み、暖房をつけてもなかなか温まらないと感じる方は多いでしょう。家の中が寒い原因は、窓から熱が逃げているからです。

そこで今回は、手軽にできる窓の防寒対策から、断熱性能を高めるリフォーム方法までをわかりやすく解説します。

簡単にできる窓の防寒対策6選

ここでは、手軽にできる防寒対策から、少し本格的な方法まで、6つの方法を紹介します。

断熱カーテンにする

手軽に取り入れられるのが断熱カーテンです。厚手の生地や遮光性の高い素材で作られており、窓からの冷気を遮断し、室内の暖かい空気を逃がしにくくします。

既存のカーテンを交換するだけで効果を感じやすく、冬だけでなく夏の冷房効率アップにもつながるのが魅力です。床までしっかり届く長めのカーテンを選ぶと、隙間風をより効果的に防げます。

カーテンライナーを取り付ける

断熱カーテンまでは用意できない場合、カーテンライナーを取り付けるのもおすすめです。カーテンライナーとは、既存のカーテンの裏に吊るすだけで断熱効果を高めるアイテムです。

ビニール素材のものが多く、冷気の侵入を防ぐと同時に暖気を逃がさない役割を果たします。ホームセンターなどで手軽に購入でき、取り付けも簡単なので、賃貸住宅でも導入しやすい方法です。

窓ガラスとサッシの隙間を塞ぐ

窓ガラスやサッシのわずかな隙間からも冷気は入り込みます。気密テープやパッキン材を使って、隙間をしっかり塞ぐことで、冷気の侵入を防ぐことができます。

特にアルミサッシは金属のため冷気を伝えやすく、断熱材を貼るだけでも体感温度が大きく変わります。手軽に貼って剥がせるタイプも多く、見た目を損なわずに効果的な防寒対策が可能です。

緩衝材を窓に貼る

梱包用のプチプチ(気泡緩衝材)を窓に貼る方法も、簡単ながら高い断熱効果があります。窓ガラスと空気の層ができることで、熱が伝わりにくくなり、結露の防止にもつながります。

窓専用の断熱シートとして売られているものは、水で軽く濡らして密着させるだけなので道具も不要です。コストを抑えつつ効果を得たい方に最適です。

窓際断熱ボードを使う

窓の下部分に置くだけで、冷気の侵入を抑えるのが窓際断熱ボードです。冷たい空気が床に流れ込むのを防ぎ、暖房の効率を高める役割があります。

デザイン性の高い商品も多く、インテリアに自然に馴染むのも嬉しいポイント。部屋の雰囲気を損なわずに快適な温度を保てます。

内窓(二重窓)をDIYする

より本格的な断熱効果を求める場合は、内窓の設置がおすすめです。既存の窓の内側にもう一枚の窓を取り付けることで、空気の層ができ、外の冷気を大幅に遮断します。

DIY用のキットも販売されており、工具を使って自分で設置することも可能です。光熱費の節約効果も期待できるため、長期的な防寒対策として検討する価値があります。

断熱性能を根本的に高めるなら窓リフォームがおすすめ

窓から入ってくる冷気を防ぐには、「窓自体の断熱性能」を高める窓リフォームが効果的です。ここでは、専門業者による代表的な2つのリフォーム方法を紹介します。

方法1|内窓(二重窓)を設置する

内窓の設置は、人気の高い断熱リフォームのひとつです。

DIY用のキットはプラスチック製のため耐久性に課題がありますが、専門業者によるリフォームで施工される製品はガラスや樹脂製で耐久性に優れています。サイズを測って購入する手間もなく、快適な室内環境を維持しやすくなります。

施工は1〜2時間ほどで完了することが多く、壁を壊す大掛かりな工事も不要です。ただし、戸建て全体で導入する場合は100万円を超えることもあります。

ですが、国や自治体の補助金制度を利用すれば、数十万円にまで費用を抑えることが可能です。補助金の対象になる製品や条件を事前に確認しておくと安心でしょう。

内窓の設置は「手軽さ」と「効果」のバランスが取れた対策で、賃貸以外の住宅であれば特におすすめです。

方法2|窓・サッシ自体を替える

より本格的に断熱性能を高めたい場合は、窓やサッシそのものを断熱性の高いものに交換する方法があります。

従来のアルミサッシは熱を伝えやすく、外気温の影響を受けやすいのが難点です。そのため、樹脂サッシやアルミと樹脂の複合サッシに替えることで、熱の伝わりを大幅に抑えることができます。

また、窓ガラスも断熱性能の高い「複層ガラス(ペアガラス)」や「真空ガラス」を選ぶとさらに効果的です。複層ガラスは特殊な金属膜でコーティングされており、外の冷気を遮断しながら室内の熱を逃がしにくくします。

ただし、工事費用は内窓設置より高くなりがちです。その分、住宅全体の快適性が格段に向上し、長期的には冷暖房費の削減にもつながります。

窓リフォームで防寒対策をするメリット

ここからは、窓リフォームによって得られる主なメリットを詳しく解説します。

断熱効果がアップ

内窓の設置や断熱ガラスへのリフォームは、窓の断熱性能が格段に向上します。空気層や真空による断熱効果は外気と室内の温度差をやわらげる役割を果たし、冬の冷気の侵入を防ぎ、室内の暖かい空気を逃がしにくくします。

さらに、樹脂製サッシやアルミと樹脂の複合サッシを採用することで、金属製サッシに比べて熱の伝わりが少なく、より快適な室内環境を保つことが可能です。冬でもカーテンを開けて光を取り入れたいと考えているご家庭にも、窓のリフォームはおすすめです。

結露対策になる

単板ガラスの窓では、外気の冷たさが直接ガラスに伝わりやすく、室内の湿気が冷えたガラス面で水滴となる「結露」が起こりがちです。

しかし、複層ガラスや真空ガラスに交換すると、内側のガラス面の温度が下がりにくくなり結露の発生を大幅に抑えられるのです。

結露を防ぐことで、カビやダニの発生も抑えられ、家全体の衛生環境が改善される点も大きな利点といえます。

光熱費が節約できる

窓の断熱性能を高めることで、冷暖房効率も向上します。外気温の影響を受けにくくなるため、エアコン効率が格段に上昇し、エネルギー消費の削減が可能です。

実際に、断熱性の高い窓へリフォームした場合、年間の冷暖房費が約3割も削減できるケースもあります。長期的に見れば、リフォーム費用を光熱費の節約で回収できる可能性もあるため、経済的にも魅力的な対策といえるでしょう。

国や自治体の補助金がある

現在、国では住宅の省エネ化を推進するため、「先進的窓リノベ2025事業」や「子育てグリーン住宅支援事業」など、窓リフォームを対象とした補助金制度が用意されています。補助金制度を利用すれば、リフォーム費用の一部を補助金でまかなうことが可能です。

また、自治体によっても独自の補助制度を設けているケースがあります。地域ごとの支援内容は、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が運営する検索サイトから簡単に調べられます。補助金制度の活用で、費用負担を抑えながら快適な住環境を整えられます。

出典:
環境省「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2025事業)について
住宅省エネ2025キャンペーン事務局「住宅省エネ2025キャンペーン

はじめての窓リフォームで断熱対策をするなら

はじめての窓リフォームで効果的な断熱対策をお考えなら「窓リフォーム.net」にお任せください。
窓リフォーム.netでは、内窓の設置から高性能ガラスへの交換まで、お客様のお悩みに合わせた最適な断熱対策をご提案しています。

特殊金属膜をコーティングした「エコガラス」や、断熱効果が通常の2.5倍以上ある「真空ガラス」など、高機能ガラスへの交換も可能です。どちらを選べば良いのか悩まれる方も、ご安心ください。

補助金制度を利用すれば、さらにお得に窓リフォームが可能です。複雑な補助金申請手続きも当社ですべて請け負いますので、初めての方でも安心してリフォームを進めていただけます。

サービス詳細については、以下リンクからご覧いただけます。

まとめ

窓リフォームは、寒さ対策としてだけでなく、結露防止や光熱費の削減にも効果的です。内窓の設置や断熱性能の高い複層ガラスや樹脂サッシを取り入れることで、冬でも暖かく快適な住まいを実現できます。さらに、国や自治体の補助金を活用すれば、負担を軽減しながら効率的にリフォームを進められます。

防寒対策としての窓リフォームを検討するなら、「窓リフォーム.net」へご相談ください。実際に施工を担当する職人が現場でヒアリングを行い、住まいに最適なリフォーム方法を提案します。また、見積もりの内容を分かりやすくするため、工事の詳細をしっかり説明します。施工時間は最短3時間からとスピーディーなので、寒さが本格化する前にぜひご検討ください。