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窓に防音シートを貼りたい人必見!貼る方法や選び方、注意点も解説

2025年05月30日(金)

防音シートは外部の騒音を防ぐための優れた方法です。特に高音域の音に対して効果を発揮しやすく、窓に貼ることで室内を静かに保つことができます。しかし、その効果を最大限に引き出すためには、適切なシートの選び方と貼り方が重要です。今回は、防音シートの貼り方や選び方について解説し、実際に防音シートを使う上での注意点も紹介します。

そもそも防音シートとは

防音シートは、「吸音効果」と「遮音効果」を持ち、室内外の音を防ぐために使用されるシートです。

特に高音域の音に対して有効で、例えば女性や子供の声、楽器の音(ピアノやフルートなど)、ペットの鳴き声やスピーカーの音を軽減することが得意です。しかし、低い音(振動をともなう音)には弱いことがあり、例えば工事の音や電車の音、足音などは防ぎにくい性質があります。中でも窓から入ってくる近隣の騒音対策には、「窓用防音シート」が効果的です。ガラス部分に貼るタイプで、厚さ2mm前後の透明なシートを使用します。このシートを貼ることで、窓からの眺望を損なうことなく、外部からの騒音を減らすことができます。また、UVカット効果も期待できます。

窓へ防音シートを貼る方法

防音シートとは何か理解したところで、ここでは窓への防音シートの貼り方を解説します。

準備するもの

防音シートを窓に貼るために必要な準備物は下記の通りです。

・防音シート
・霧吹き
・メジャー
・定規
・カッターナイフ
・タオル
・スポンジ(またはペーパータオル)

これらを準備したら、実際に貼り付け作業に進みましょう。

貼り方

防音シートを窓に貼る際の手順は下記の通りです。

1.まず窓のサイズを計測し、メジャーと定規を使って防音シートをカットします。カッターナイフを使って正確に切ることが大切です。 

2.窓の表面を霧吹きで湿らせて、シートを貼りやすくします。 

3.シートを窓に貼り、タオルで空気を抜きながら密着させます。しっかりと貼り付けることで、効果的な防音が期待できます。

4.シートを貼り終えた後、スポンジで余分な水分を拭き取ります。

これで、窓の防音シートの貼り付け作業が完了です。

防音シートの選び方

防音シートには、さまざまな製品があります。ここでは防音シートの選び方を紹介します。

「用途」で選ぶ

防音シートを選ぶ際、もっとも重要なのは「何の用途で使用するか」を決めることです。まずどの音をどれだけ防音したいのかを考えることが大切です。例えば、楽器の演奏室やホームシアターなど、音の種類や音量によって必要な性能が異なります。

目的が明確になることで適切な防音シートを選ぶことができ、効果を実感することができます。

「種類」で選ぶ

防音シートにはシールタイプ、フェルトタイプ、突っ張り棒タイプ、パネルタイプなどいくつかの種類があり、それぞれに防音性能の違いがあります。
薄手のシールタイプや、密集した繊維で防音効果を発揮するフェルトタイプは設置しやすいため、初心者の方でも簡単に扱うことができますが、厚手のものと比べて防音性が低い傾向にあります。防音性を求める場合は、貼りやすさよりもシートの厚みや素材に着目しましょう。また、賃貸にお住まいの場合は貼ったり傷つけたりする心配のない突っ張りタイプがおすすめです。

「設置のしやすさ」で選ぶ

防音シートを選ぶ際には、設置のしやすさも考慮する必要があります。

一般的に厚さのある防音シートのほうが性能が高いですが、貼りにくさや、釘を打って設置しなければならないデメリットがあるのも事実です。そのため、初めて使用する場合は、シールタイプや軽量で簡単に設置できるタイプを選ぶと良いでしょう。

設置のしやすさとともに、賃貸住宅などでは後で撤去できるかどうかも確認しましょう。退去時に原状回復が求められる場合には、簡単に取り外せるタイプが便利です。

防音シートを貼る際の注意点

防音シートにはいくつか注意点があります。デメリットを理解した上で窓に貼り付けましょう。

完全な防音は難しい

防音シートはすべての音を完全に遮断できるわけではありません。特に低い音や振動をともなう音(例:工事の音や電車の音など)には効果が薄いことがあります。また、楽器の打鍵音や子供が走る足音なども苦手分野です。

そのため、防音シートだけではカバーしきれない部分があり、場合によっては、他の防音対策と組み合わせる必要が出てきます。自分でできる防音シート以外の対策方法としては、梱包によく用いられるプチプチシートや防音カーテン、防音テープの設置などがあげられます。

また、より高い効果を実感したい場合は専門業者に依頼して窓ガラスを交換してもらうのもおすすめです。防音効果のある窓ガラスとしては、防音ガラスや内窓(二重窓)などがあります。防音ガラスとは、2枚のガラスの間に防音効果のある膜を挟んだもので、騒音による振動を熱に置き換えることで音の波を消し、遮音効果を発揮します。内窓は、既存の窓の内側にもう1枚窓を設置したものです。2枚の窓の間にできる空気の層によって音の伝わりを緩和します。

関連記事:「二重窓(内窓)は後悔する?その理由や失敗しないためのポイントを解説

なお、足音や洗濯機、ドラム演奏などで発生する振動音を防ぎたい場合は、振動シートが効果的です。振動シートでは、揺れることで発生する音が、床などを通じて周囲に伝わるのを防げます。

経年劣化によって効果が落ちる

防音シートは、時間が経つにつれて効果が低下する可能性があります。湿気や熱などの影響を受けやすいため、適切な環境管理や耐久性の高い製品を選ぶことが重要です。定期的な点検とメンテナンスを行い、効果を維持しましょう。

まとめ

防音シートは、室内外の音を吸収し、外部からの騒音をシャットアウトするために使用されます。特に高音域の音に対して効果が高く、窓に貼ることで近隣の騒音を大幅に軽減できます。ただし、低音や振動をともなう音に対しては十分な効果を発揮できない可能性があります。その場合は、他の対策と組み合わせると良いでしょう。

また、防音シートのみで騒音を防ぐことが難しい場合は、窓ガラスの交換や内窓へのリフォームもおすすめです。

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