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窓の見直しで防寒対策!簡単にできる方法からリフォーム方法まで、費用目安も解説

2026年09月25日(金)

冬になると、窓際の冷気や結露、暖房をつけても部屋がなかなか暖まらないと悩む方も多いのではないでしょうか。窓は外気の影響を受けやすいため、適切な防寒対策を行うことで室内の快適性を高められます。

今回は、自分で簡単にできる窓の防寒対策6選をはじめ、窓リフォームの方法や費用相場、工期、断熱リフォームによるメリットまで詳しく解説します。

簡単にできる窓の防寒対策6選

ここでは、手軽にできる防寒対策から、少し本格的な方法まで、6つの方法を紹介します。

断熱カーテンにする

手軽に取り入れられるのが断熱カーテンです。厚手の生地や遮光性の高い素材で作られており、窓からの冷気を遮断し、室内の暖かい空気を逃がしにくくします。

既存のカーテンを交換するだけで効果を感じやすく、冬だけでなく夏の冷房効率アップにもつながるのが魅力です。床までしっかり届く長めのカーテンを選ぶと、隙間風をより効果的に防げます。

カーテンライナーを取り付ける

断熱カーテンまでは用意できない場合、カーテンライナーを取り付けるのもおすすめです。カーテンライナーとは、既存のカーテンの裏に吊るすだけで断熱効果を高めるアイテムです。

ビニール素材のものが多く、冷気の侵入を防ぐと同時に暖気を逃がさない役割を果たします。ホームセンターなどで手軽に購入でき、取り付けも簡単なので、賃貸住宅でも導入しやすい方法です。

窓ガラスとサッシの隙間を塞ぐ

窓ガラスやサッシのわずかな隙間からも冷気は入り込みます。気密テープやパッキン材を使って、隙間をしっかり塞ぐことで、冷気の侵入を防ぐことができます。

特にアルミサッシは金属のため冷気を伝えやすく、断熱材を貼るだけでも体感温度が大きく変わります。手軽に貼って剥がせるタイプも多く、見た目を損なわずに効果的な防寒対策が可能です。

緩衝材を窓に貼る

梱包用のプチプチ(気泡緩衝材)を窓に貼る方法も、簡単ながら高い断熱効果があります。窓ガラスと空気の層ができることで、熱が伝わりにくくなり、結露の防止にもつながります。

窓専用の断熱シートとして売られているものは、水で軽く濡らして密着させるだけなので道具も不要です。コストを抑えつつ効果を得たい方に最適です。

窓際断熱ボードを使う

窓の下部分に置くだけで、冷気の侵入を抑えるのが窓際断熱ボードです。冷たい空気が床に流れ込むのを防ぎ、暖房の効率を高める役割があります。

デザイン性の高い商品も多く、インテリアに自然に馴染むのも嬉しいポイント。部屋の雰囲気を損なわずに快適な温度を保てます。

内窓(二重窓)をDIYする

より本格的な断熱効果を求める場合は、内窓の設置がおすすめです。既存の窓の内側にもう一枚の窓を取り付けることで、空気の層ができ、外の冷気を大幅に遮断します。

DIY用のキットも販売されており、工具を使って自分で設置することも可能です。光熱費の節約効果も期待できるため、長期的な防寒対策として検討する価値があります。

断熱性能を根本的に高めるなら窓リフォームがおすすめ

窓から入ってくる冷気を防ぐには、「窓自体の断熱性能」を高める窓リフォームが効果的です。ここでは、専門業者による代表的な2つのリフォーム方法を紹介します。

方法1|内窓(二重窓)を設置する

内窓の設置は、人気の高い断熱リフォームのひとつです。

DIY用のキットはプラスチック製のため耐久性に課題がありますが、専門業者によるリフォームで施工される製品はガラスや樹脂製で耐久性に優れています。サイズを測って購入する手間もなく、快適な室内環境を維持しやすくなります。

施工は1〜2時間ほどで完了することが多く、壁を壊す大掛かりな工事も不要です。ただし、戸建て全体で導入する場合は100万円を超えることもあります。

ですが、国や自治体の補助金制度を利用すれば、数十万円にまで費用を抑えることが可能です。補助金の対象になる製品や条件を事前に確認しておくと安心でしょう。

内窓の設置は「手軽さ」と「効果」のバランスが取れた対策で、賃貸以外の住宅であれば特におすすめです。

方法2|窓・サッシ自体を替える

より本格的に断熱性能を高めたい場合は、窓やサッシそのものを断熱性の高いものに交換する方法があります。

従来のアルミサッシは熱を伝えやすく、外気温の影響を受けやすいのが難点です。そのため、樹脂サッシやアルミと樹脂の複合サッシに替えることで、熱の伝わりを大幅に抑えることができます。

また、窓ガラスも断熱性能の高い「複層ガラス(ペアガラス)」や「真空ガラス」を選ぶとさらに効果的です。複層ガラスは特殊な金属膜でコーティングされており、外の冷気を遮断しながら室内の熱を逃がしにくくします。

ただし、工事費用は内窓設置より高くなりがちです。その分、住宅全体の快適性が格段に向上し、長期的には冷暖房費の削減にもつながります。

窓リフォームで防寒対策をするメリット

ここからは、窓リフォームによって得られる主なメリットを詳しく解説します。

断熱効果がアップ

内窓の設置や断熱ガラスへのリフォームは、窓の断熱性能が格段に向上します。空気層や真空による断熱効果は外気と室内の温度差をやわらげる役割を果たし、冬の冷気の侵入を防ぎ、室内の暖かい空気を逃がしにくくします。

さらに、樹脂製サッシやアルミと樹脂の複合サッシを採用することで、金属製サッシに比べて熱の伝わりが少なく、より快適な室内環境を保つことが可能です。冬でもカーテンを開けて光を取り入れたいと考えているご家庭にも、窓のリフォームはおすすめです。

結露対策になる

単板ガラスの窓では、外気の冷たさが直接ガラスに伝わりやすく、室内の湿気が冷えたガラス面で水滴となる「結露」が起こりがちです。

しかし、複層ガラスや真空ガラスに交換すると、内側のガラス面の温度が下がりにくくなり結露の発生を大幅に抑えられるのです。

結露を防ぐことで、カビやダニの発生も抑えられ、家全体の衛生環境が改善される点も大きな利点といえます。

光熱費が節約できる

窓の断熱性能を高めることで、冷暖房効率も向上します。外気温の影響を受けにくくなるため、エアコン効率が格段に上昇し、エネルギー消費の削減が可能です。

実際に、断熱性の高い窓へリフォームした場合、年間の冷暖房費が約3割も削減できるケースもあります。長期的に見れば、リフォーム費用を光熱費の節約で回収できる可能性もあるため、経済的にも魅力的な対策といえるでしょう。

国や自治体の補助金がある

現在、国では住宅の省エネ化を推進するため、「先進的窓リノベ2025事業」や「子育てグリーン住宅支援事業」など、窓リフォームを対象とした補助金制度が用意されています。補助金制度を利用すれば、リフォーム費用の一部を補助金でまかなうことが可能です。

また、自治体によっても独自の補助制度を設けているケースがあります。地域ごとの支援内容は、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が運営する検索サイトから簡単に調べられます。補助金制度の活用で、費用負担を抑えながら快適な住環境を整えられます。

※関連記事「内窓(二重窓)のリフォームに使える補助金を解説!リノベのメリットも紹介」

出典:
環境省「先進的窓リノベ2026事業」
環境省・国土交通省「みらいエコ住宅2026事業」

窓の防寒対策リフォームの費用相場・工期

窓の防寒対策リフォームは、内窓の設置や窓ガラスの交換、サッシの交換など、工事内容によって費用や工期が異なります。主なリフォーム方法は、次の通りです。

パターン1|内窓を設置する

内窓の設置は、比較的費用を抑えながら窓の断熱性能を高められるリフォーム方法です。

費用相場は1箇所あたり3万円〜15万円程度が目安で、既存の窓を撤去せず、室内側に新しい窓を後付けします。そのため大掛かりな解体工事が必要なく、工事時間も1箇所あたり約1~2時間と短いのが特徴です。複数の窓を施工する場合でも、1日以内で完了するケースが多く見られます。

内窓を設けることで窓が二重になり、室内の暖かい空気が外へ逃げにくくなります。また、断熱効果だけでなく、防音性や防犯性の向上も期待できるため、寒さ対策とあわせて住環境を改善したい場合に適した方法です。

関連記事:「内窓・二重窓・ってなに?どんな商品がある?どう選ぶ?どんな工事?」

パターン2|窓ガラスを交換する

既存のサッシをそのまま利用し、断熱性能の高い窓ガラスへ交換する方法もあります。

費用はガラスの種類によって異なり、目安として単板ガラスは1.5万円程度、強化ガラスは2万円程度、複層ガラスは3万円程度、Low-E複層ガラスは5万円程度です。断熱性を重視する場合は、複数枚のガラスを組み合わせた複層ガラスや、特殊な金属膜を使用したLow-E複層ガラスが選択肢になります。

工事は比較的短期間で済み、1箇所あたり半日〜1日程度が目安です。サッシの状態に問題がなく、ガラス部分からの冷気を軽減したい場合に検討しやすい方法と言えます。

関連記事:「窓ガラスの種類一覧!冷暖房効率や結露対策など目的別のおすすめも紹介」

パターン3|サッシを交換する

窓まわりの気密性や断熱性を大きく改善したい場合は、サッシそのものを交換する方法があります。

代表的なのが、既存のサッシ枠を残したまま新しい枠を取り付ける「カバー工法」です。費用は1箇所15万円程度から、工期は2〜4日程度が目安です。壁を大きく壊さず施工できる一方、新しい枠を重ねるため、交換前より窓の開口部が一回り小さくなる場合があります。

一方、「はつり工法」は既存のサッシ枠を撤去して新しい窓を設置するため、従来と同程度の窓サイズを確保しやすい方法です。ただし、壁の解体や補修が必要となるため、費用は1箇所30万円程度からと高くなりやすく、工期もカバー工法より長くなる傾向があります。

関連記事:「サッシを交換するタイミングは?費用相場も種類別・効果別に紹介」

はじめての窓リフォームで断熱対策をするなら

はじめての窓リフォームで効果的な断熱対策をお考えなら「窓リフォーム.net」にお任せください。

窓リフォーム.netでは、内窓の設置から高性能ガラスへの交換まで、お客様のお悩みに合わせた最適な断熱対策をご提案しています。

特殊金属膜をコーティングした「エコガラス」や、断熱効果が通常の2.5倍以上ある「真空ガラス」など、高機能ガラスへの交換も可能です。どちらを選べば良いのか悩まれる方も、ご安心ください。

補助金制度を利用すれば、さらにお得に窓リフォームが可能です。複雑な補助金申請手続きも当社がサポートしますので、初めての方でも安心してリフォームを進めていただけます。

まとめ

窓の防寒対策には、断熱カーテンや隙間テープ、断熱シートなど、自分で手軽にできる方法があります。より高い断熱効果を求める場合は、内窓の設置や窓ガラス・サッシの交換といったリフォームがおすすめです。窓の断熱性能を高めることで、寒さや結露を抑えやすくなり、冷暖房効率の向上や光熱費の節約にもつながります。費用や住まいの状況に合わせて、最適な方法を選びましょう。